果樹共済

すべての気象災害、病虫害、鳥獣害、地震、火災などによって被害を受けた時に、損害の程度に応じて補償する事業です。

●加入

うんしゅうみかん(10アール以上)、くり(20アール以上)を栽培する農家で、全園地の加入が条件です。
生産量の全量をJA等に出荷し、出荷資料等により収穫量及び生産金額を
正確に提示できる農家は災害収入共済方式での加入ができます。
また、くりは全量を共販していることが条件です。

対象となる災害(事故)
すべての気象災害、病虫害、鳥獣害、地震、火災などです。
隔年結果及び肥培管理不良による減収は災害とみなされず免責されます。

●責任期間

うんしゅうみかん
春枝の伸長停止期から翌年の収穫期まで

早生(極早生・早生) 8月1日から翌年11月30日
普通 8月1日から翌年12月31日

くり
花芽の形成期から翌年の収穫期まで
7月1日から翌年10月31日(16ヵ月)

●共済金額

●うんしゅうみかん(半相殺方式)及びくり(全相殺方式)

共済金額=

標準
収穫量

×

kg当たり
価格

×

選択割合
(5~7割)

「標準収穫量」は過去の実績を基に共済金額(契約額)を決めるための収量で、
評価収量ではありません。
「1kg当たりの価格」は農林水産大臣の告示価格で毎年決定されます。

●うんしゅうみかん(災害収入方式)

共済金額=

基準
生産金額

×

選択割合
(5~8割)

「基準生産金額」は農家の平年の平均的な収入金額(農家手取り金額)で、
過去5年間の実績を元に算出されます。

●共済掛金

掛金の5割を国が負担します。

共済掛金=共済金額×共済掛金率×1/2

共済掛金率は組合によって異なり、3年ごとに改定されます。


共済金の支払い

●うんしゅうみかん(半相殺方式)及びくり(全相殺方式)
果実の減収量が損害割合で

うんしゅうみかん

3割

くり

2割

を超えたときに支払います。

(損害割合=減収量÷基準収穫量)
支払共済金=共済金額×支払割合

「支払割合」は、損害割合に応じて決まります。
「基準収穫量」は、当年産の見込収量で損害評価の基になる収量です。


●うんしゅうみかん(災害収入共済方式)

実収穫量(出荷量と贈答量に品質を加味したもの)が基準収穫量より減収し、生産金額
(農家手取り金額)が基準生産金額の8割未満になった場合に支払われます。

※基準収穫量とは過去5年間の出荷実績をもとに地域の品質に対する格差を加味して、算出された農家ごとの収穫量です。

※共済限度額=基準生産金額×80%

●加入

日向夏5アール以上を栽培する農家で、全園地の加入が条件です。
また、全量を共販していることが条件です。

●対象となる災害(事故)

すべての気象災害、病虫害、鳥獣害、地震、火災などです。
隔年結果及び肥培管理不良による減収・生産金額の減少は災害とみなされず免責されます。


生産金額=農家の手取り金額

●責任期間

春枝の伸長停止期から翌々年の収穫期まで8月1日から翌々年5月31日(22ヵ月)

●共済金額

共済金額=基準生産金額×選択割合(5~8割)
「基準生産金額」は、過去5年間の生産金額を基に決定します。


●共済掛金

掛金の5割を国が負担します。

共済掛金=共済金額×共済掛金率×1/2

共済掛金率は組合によって異なり、3年ごとに改定されます。

●共済金の支払い

生産金額が共済限度額より減少し、
かつ実収穫量(出荷量+贈答量に品質を加味したもの)が
基準収穫量を下回ったときに支払います。

支払共済金=

共済金額×

{

(共済限度額-生産金額)

}

共済限度額

共済限度額=基準生産金額×80%


●無事戻し金

算定の方法は、農作物共済と同様です。

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